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2006/10/21

きものはじめ

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 着物を着ていると日本国内でもそれはそれはいいこと目白押しらしいが、マテーラでも着ていなかった3年が悔やまれるようなレディ待遇を受けるし笑、何よりも100メートルおきに「君は・・・日本人?中国人?」と確かめたくなる人もさすがにいなくなるとみえ、会話の無駄もすっきり省け、特に気分が優れない時なんかに、障る癇もひとつ減る。これは精神衛生上大変好ましい。

 と思っていたら、ついこの間、着物姿で2度まで、「日本人?中国人?」をやられ、がっくりきた。

 着物とはまるで縁遠かったあたしが、着物に袖を通そうなんて気になったのは、「日本帰るなら、着物持ってらっしゃい」とおっしゃったすごく素敵なえい子さんのせいで笑、えい子さんは、あたしに着物のなんたるかを折々の経験として教えてくれた後、2枚の着物を残して日本へ帰ってしまわれた。

 そんなこともあって、浅草で、濃紺に、幸田文の言葉を借りるなら「ぼてぼてとして色彩の多い」蔦模様の縮緬を、3日悩んで4日目に買った。思えば、手持ちの着物は、優美な花模様でもなければ、粋な縞模様でもなく、大概ぼてぼてと色彩の多いみつ子ごのみだ笑。

 

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