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2012/09/24

サクラもヒロコも木の名前です

 一目見て気に入ったカントリーハウスを手に入れたばかりのジェニファーは、新しい家のしつらいに余念がない。少し前、キッチンのアイデアにと訪ねていった知り合いの木工職人に、着くやいなや「イロコを知っているか?」と言われたと、げらげら笑いながら電話をしてきた。

 ご存じのようにイタリア語ではHはほぼ存在しないので発音もされない。母語が英語のジェニファーは正しい発音で「ヒロコ?」と聞き直し、「もちろん!実は今まで、彼女の家にいたのよ」と言った後に、イロコが木であることを知った。

 イタリアではイロコと同音異句になるあたしは、8年も前、当時自宅の内装工事をしていたトリノのいとこが、「床はイロコにした」と興奮して電話してきて以来、イロコがどうやらスペインの方の船を作る木材みたいだ程度には知っていた。


 

 それではと調べにかかるほど興味があったわけでもないし、なかったわけでもない月日が流れた後、先日ソレントで、かの地の寄木細工を眺めている時に、マエストロの口から「これはイロコ材」という言葉が飛び出したのを機に、ぜひ知っておくべきことのように思えた。

 世の中には木材図鑑というものがあるんですね。耐久性はやたらと高いが加工上の欠点があるイロコは物悲しいほどにあたしの質を言い当てているような気がした笑。アフリカ原産の世界有用木材のひとつといい、イロコと呼ぶのは、ガボン、カメルーン、ナイジェリア、コートジボワールそしてイタリア。

 和名がカンバラといえばぐっと親近感がわくが、英語、ガボン、コンゴ、ベルギーでもカンバラと呼ぶらしい。それらの土地にゆかりのあるカンバラヒロコさん、結構大変なんじゃないかな?笑

●樹種名 イロコ Iroko

(その他の名称)
 イロコはガボン、カメルーン、ナイジェリアなどでの呼び名で、ガーナ、象牙海岸ではオドム(Odom)、東アフリカではムブル(Mvule)、ザイールではカンバラ(Kambala)、カメルーンではバン(Bang)、アンゴラではモレイラ(Moreira)、モザンビークではテュレ(Tule)、インテュレ(Intule)などと呼ばれる。
 またチーク材に似るので、商品名でアフリカンチーク、ナイジェリアンチークとも呼ばれる。

●科目:クワ科 Chlorophora属の広葉樹/学名:C.excelsa C.regia

●産地
 アフリカに広く天然分布している。

●色調
 辺材は白色、心材は初め鮮やかな黄色で、時間が経つにつれ黄褐色に変色する。

●性質
 木理は交錯し、肌理はやや粗い。接着性や表面の仕上がりは良好で、材面に光沢がある。強度的な性質はチークに似ており、寸法安定性もよい。耐久性は非常に高い。また白蟻などの虫害にも強い。時に、ストーンと呼ばれる、炭酸石灰塊が材に含まれるので、切削には注意が必要。更におが屑が皮膚炎をおこすことも知られており、加工上の欠点がある。
 気乾比重:0.56~0.75

●用途
家具、ドア、仏壇、フローリング、船舶材、支柱、杭、彫刻材、ツキ板など

以上、木材図鑑さんの下記サイトより
http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/index.htm

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コメント

こんにちは

コメントありがとうございます!

Damselさんのように行ってみたいと思ってくださる方が、増えるといいなという一念でした。気恥ずかしいですが、やることにしてよかったです。

わたしも依存症が疑われるほどコーヒー好きです笑。
エスプレッシーノは、バールごとに触感も風味も違います。夏期にマテーラ~プーリア州あたりを旅されることがあれば、ぜひお試しください!

投稿: Yroko | 2012/09/29 11:41

こんにちは

先日、日本のBSテレビで、マテーラを放送しておりました。
案内されていた「ヒロコ様」でしょうか?
いつ行けるのかわかりませんが、
マテーラに行ってみたいと強く思いました。

私は趣味でエスプレッソが大好きなので、
番組で紹介されていた「エスプレッシーノ」を
飲んでみたいです。

投稿: Damsel | 2012/09/24 12:56

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