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2011/01/29

ハウチワ豆とニンニクの炊き込みご飯

 ハッピーアワーでおなじみアペリティーボでオリーブなんかと一緒に出てくるラピーニって豆があります。ラピーニって何なのさ?と小学館伊和中辞典を繰ってもハウチワマメって、日本語にする甲斐もありません。

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 ちょうどカフェグローブのゆるベジなキッチンの浅倉ユキさんが、しょうがと銀杏とお豆腐の炊き込みご飯を紹介していて、おお、これは・・・と縦・横・斜めから矯めつしかめつ眺めておりました。

 というのも、この寒さではわざわざ行くのも億劫なところで豆腐は買えるにしても、さすがに銀杏は難しい。

 昨日、ふとラピーニを見つけて、久しぶりに口にしてみたら、その青大豆に通じる風味の良さに、豆腐どころかもそういったらショウガもなかったけれど、炊き込んでみたら、なかなかオツな味でした。

<ハウチワ豆とニンニクの炊き込みごはん>

  • 米 250ml
  • お水 250ml
  • ラピーニ 30粒 
  • ニンジン小 1本
  • おろしニンニク 一片分
  • しょうゆ 大さじ1と1/2
  • 美味しいオリーブオイル 小さじ2
  • (仕上げ用) 塩、白コショウ 適宜
  1. ラピーニは皮をはずす。ニンジンは千切りにする。
  2. お米を研ぎ、同量の水、合わせ調味料(ニンニク・しょうゆ・オリーブオイル)、1を加えて炊く。
  3. 炊き上がったら、全体をふっくらと混ぜ、白コショウと必要ならお塩で味を整える。

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2011/01/24

おお、イタリア語/馬(語)の辞典!

 イタリア語で、伊和辞書のことをディツィオナーリオ・イタリアーノ-ジャッポネーゼといい、和伊のことを同じくジャッポネーゼ-イタリアーノという。

 ディツィオナーリオは英語でいうところのディクショナリーで、伊英ならばイタリアーノ-イングレーゼ、英伊ならばイングレーゼ-イタリアーノ、伊仏ならば、イタリアーノ-フランチェーゼ、仏伊ならば、フランチェーゼ-イタリアーノという具合だ。

 ここしばらく、外国人の君にはこれがよろしかろうという向きのイタリア語の辞書を探している。bol.itというアマゾンのような、しごくまっとうなサイトで、イタリア語の辞書を検索したら、トップに躍り出たのが、最高にエキセントリックだった。

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『バイリンガル・ディクショナリー イタリアーノ-カバッロ(馬)、カバッロ-イタリアーノ

 さすがに、カバッロ(馬)→カバッレーゼ(馬語)と語尾変化まではされてなかったが、これはご紹介するよりほかないだろう。

(副題)流暢に馬のことばで話をするための160語

フランチェスコ・デ・ジョルジオ/ヴァレンティーナ・マウリエッロ/エスター・コルヴィ 共著

2010年 出版社Sonda

16.90ユーロ

今ならBOL価格で12.68ユーロ、2営業日以内のお届けだ。もちろん言語はイタリア語である。

夫ミケーレからは期待したようなリアクションはなかった。笑うポイントには人格も教養もでるというけど、畜産の世界ではしごく当たり前のことなのかしらん?

 そういえば、ベファーナの連休にポッリーノの貸し山荘に行った折、親切にふもとの肉屋までの道を教えてくれた羊飼いのおじさんも、何か長音を3度続けた後に撥音でもって、ぞろぞろ連れたヒツジを、そらそらと誘導してたっけ。

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2011/01/20

晩餐の後に

 家の中が、夕ご飯に客があった形跡をとどめている今朝、こぐれひでこさんの「ごはん日記」にやっぱりゲストを呼んで、夕方6時、宴が開始とつづってあった。夕方6時、あたしはバスルームのなかでも客の導線部だけをわしわし洗っていて、そのあと花を活けて、生エビを茹でて、アボガドとセロリとトマトとニンジンとフィンネルとリンゴを切って、ご飯を炊かなければならなかったので、日本ではあたしにはとても無理と感慨を抱いた。

 なぜなら、クリスティーナとフランチェスコとは、じゃ9時-9時半ね、といかにも南イタリア的な約束をするも、「本当に」やって来たのは、生野菜のももラー添えのエンダイブもかぴかぴすんでの10時だった。それでも、並べたフォークとナイフを心持ちずらしたり、崩れやすい部分を入念に化粧直ししたり、それでも限界というものもあるので、照明をキャンドルに代えてみたり、時間はいくらあっても足りない。

 ひとさまをお呼びすれば、ワインやドルチェの包装紙などもさることながら、エビの殻とか野菜果物類の皮など、見栄のぶんだけゴミの量が増える。今朝、有機ゴミ、燃えるゴミ、リサイクルゴミの3つのビニール袋がそれぞれ飽和していた。

 あたしのたちとして、これは一刻も早く捨てに行って、さっぱりとしたいのだが、ふと、あたしの家から持ち出されるこのゴミは、ただうちを出てゴミ収集場に移動するだけであることを、なんとなく思ったりした。

 

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2011/01/17

ドイツ発(?)人生に必要ない贈りものは笑い種にするすすめ

 晩ごはんにピザ一枚をおさめてしまうと、どうしても午前3時半に目が覚める。午前3時半といったらまだ夜なのに、頭なんかやたら煌々としている。こうなればせっかくの鋭利な頭で翻訳をはかどらせつつ、生年月日と出生時刻を入力する無料占いをしてみたら、鏡リュウジの総合運も、新宿の母の仕事・財・成功運もそのほかの出会いも恋愛も軒並みすごい結果で、出生時刻は調べ直す必要があるにしても、がぜんやる気になっている2011年。

 初春のサルディあるいはバーゲンの季節もたけなわなわけだが、なんでも前倒し傾向の近ごろは、クリスマス明けには、得意向けにしても結構おおっぴらにバーゲン情報が届いたりする。25日午前中までもは、1セントとて割引かないが、それでもクリスマスまでにみな、それぞれの気持ちを抱えて、うきうきしながら、殺気立ちながらプレゼントは求めることになっている。

 ということで目を覚ますと、性別も年齢も様々な聖ニコラウスがにこにこと、うまいコメントがとっさに出てこないタイプの贈り物をくれたりして、ゴミ問題には常に心を痛めているあたしをイライラさせる。

 それでクリスマス前、今夜は女性だけよの日に女8人、最近オープンしたラウンジバーのギャラクシーなネオンのなか、エコロジー先進国ドイツより、ハイディ友人が発案のさるX'masプレゼントの交換をしたのだけれど、これが途方もないほど面白い。やんややんやの大盛り上がりのうちに、年明けすぐにはエピファニアの第2回大会が開催され、すでに復活祭をめがけて第3回大会を予定している。

 ルールはあってないようなものだが、およそ次のようなものである。

  • 家にある交換「さえ」不可能な不用品のなかでも、悪い意味の方で選りすぐりを1点選ぶ
  • 中身が見えないよう、かつまた多少プレゼントらしくあるために包装はする
  • ダイスを振って、得体の知れないプレゼントを交換、横取りしあう。
  • 全員がプレゼントを手にしたら、1人ずつ恐怖の開封
  • いっとうひどいプレゼントを持ってきた人が、チャンプとして拍手喝さいされる

 ※ 貰ったものは次のプレゼントとしては転用できません

 アイロニーを好むイギリスでは「クリスマスにもらったセーター」という婉曲的な表現があるらしいが、イタリアでも結婚式から帰ったら、ボンボニエーレ(砂糖菓子入れ、引き出物一般)が何だったかで、利害関係の一致する人同士こっそりとひと盛り上がりすることになっている。その他、洗礼を受ければボンボニエーレ、堅信式を受ければボンボニエーレ、大学を卒業すればボンボニエーレと、国中でボンボニエーレが右から左へ移動しているので、ごく一般的な社会生活を受け入れていれば、どっかにはあるはずのあれやこれやを抱えて生きているわけだ。

 スワロフスキーのてんとうむしとか、トゥーンの天使の置物とか、何回見てもランバンではないランバンのバッグとか、新郎新婦のイニシャルを入れてしまったデコパージュのお皿などが、あら不思議。今日から消えてなくなる、あるいは友だちを通じて始末してもらえるという魔法のような遊びなのだ。人生に要らないキッチュなプレゼントは、おおいにこれを交換しましょう。煩わしいことは少ない方がいいのだし、あたしたちは忙しいのだし。

 今年の目標:最小限のもので生きてく

 

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