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2008/02/03

カーニバル最後の日

 今年のカーニバル最後の日はあさっての火曜なんだけど、今日はカーニバル最後の日曜日だ。

 カーニバルといえば、リオと並んで、ヴェネツィアがあまりにも有名だけれども、イタリア国内では、そのヴェネツィアとヴィアレッジョ、プティニャーノの各都市のカーニバルが三大カーニバルと称される。

 ”ヴィア(道、通り)レッジョ”と初めて耳にした時は、それが街の名前ではなく、アッピア街道とか東海道とかの類で、”レッジョ街道”というものがあるものだと思ってしまったのは、マテーラから見れば似たような方角に、レッジョ・エミーリアという街があって友達が住んでいたからだ。ローマに続くであろう”レッジョ街道”ならば、あたしの中では三大カーニバルにはうってつけだった笑。さらにはちょうどその頃サッカーの中村選手が、レッジョでプレーすることに決まったりしたが、ここは長靴のつま先カラーブリア州のレッジョなので、レッジョ・カラーブリアと区別される。

 ちなみに、夫・ミケーレの同僚のいとこが、当時チームのトレーニング・コーチをしていて、日本から友達が来る度に、オレの”友達”がコーチをしている風にうそぶいて、必ず ヒロ、そのうち必ず、カラーブリアに(試合を見に)行かなきゃな でこの話題を締めくくっていたものだが、想像通りついぞそんな機会は訪れず、中村選手は、スコットランドに行ってしまった。ミケーレは、ふるさと一番のイタリア人にもれず、セリエDのF.C.マテーラとセリアAのユベントスびいきで、その他のチームは屁のように思っている。笑

 さてヴェネツアもヴィアレッジョも、18世紀のカーサノーヴァを憧憬するぐらい遠いけど、プティニャーノは、マテーラから車で田舎道をくねくねと2時間ばかりだ。そんな近くに住んでいながら、三大にも数えられるカーニバルが、そのプティニャーノで賑々しく行われると知ったのはどちらかといえば最近で、カーニバルも屁のようにしか思っていないミケーレの口からはついぞ聞いたこともないし、だからもちろん行ったこともなかった。

 今年は、 プティニャーノに行きたい と言った。カーニバルといえば仮装、仮装といえば着物(笑)と、着物をきてしゃなりしゃなりカーニバルに行くところを夢見たりしたのだが、 カーニバルでは無礼講 という言い回しの通り、 着物なんか着てプティニャーノなんかに行ったら、ただでさえ揉みくちゃにされるのに、引っ張られたり、子ども達がそこらじゅうでいたずらを仕掛けて歩くんだから と、カーニバルを屁のようにしか思っていないミケーレは、この時とばかりに力説した。

 カーニバル最後の日曜日、信号待ちの目の前を横切る子どもたちは、すっぽりとコートにくるまって、コートの裾からは、バービーなのかディズニーのプリンセスなのか、カーニバルの色彩がひょこひょこと揺れていた。明日は立春だ。

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